February 25, 2008

ルーションの赤ワイン


 風のない一日でした。
樹齢80年以上のカリニャンから作られた少量生産の努力の結晶、真のビオディナミ農法によるワインを入荷しました。口に含めば、強烈な果実味、絹のように滑らかなタンニンが感じられます。これだけのパワーを持ちながら重たくなく非常にエレガントな仕上がりです。ワイン界で最高と言われるマスターオブワインの称号をもつ造り手があえて格付けをとらずに質をとった情熱の一本。この機会ををお見逃しなく。
 以上インポーターの情報です。



マタッサ ルージュ 2004
ドメーヌ・マタッサ  V.d.P デ・コート・カタラン ラングドック・ルーション フランス
ALC度数:12.5% 赤 フルボディ
750ml 5,600円(税込み店頭販売価格)ミレジム
「花粉はある一日でした」
お時間があれば、続きにインポーターの情報があります。

2001年サム・ハロップとトム・ルブはフランスのルーション地方、コトー・デュ・フヌイイェードの丘の上にある、クロ・マタッサと呼ばれる小さなブドウ畑を購入した。サム・ハロップはニュージーランド人でアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドでワイン醸造に携わったことがありマスター・オブ・ワインの称号を持つ。トム・ルブはドメーヌ・ゴービーや南アフリカのワイナリーなどで働いていたことがある。お互いにワインに対する素晴らしい知識と経験を持っていて、それらはドメーヌ・マタッサのワイン造りに大きく生かされている。
マタッサの畑はドメーヌ・ゴービー・スラの管理する畑より500メートルほど上に位置していて、そこが良質なブドウを栽培することができる素晴らしいポテンシャルを秘めていることを彼らは見抜いていた。この畑の特質を生かすためマタッサではとことんまでこだわったビオディナミを採用している。ヴィンヤードにおける作業はトラクターを使用せず、つるはしを使って耕作するなどすべて手作業で行っている。農薬や除草剤は一切使わず葉食い虫などの抑制には、ガーリックを使用し、また植物の健康増進のためにトクサ属の"ティー"(コンポストの一種)など植物をベースとした方法を用いている。ブドウ樹の間にはローズマリーなどさまざまな植物が生長し、そのことが土壌に多様な微生物の生息を促し、最終的にはブドウ樹が土中の無機質を吸収し豊かなブドウが実るようになるのである。ヴィンヤードでの一つ一つの作業はワイナリーでの仕事が簡単にできるように行われており、ワイナリーでの醸造のそれぞれの工程では、ヴィンヤードのエッセンスをボトルに伝えるという素晴らしい仕事がなされている。ここでのワイン醸造が目指しているのは、出来得る限り自然にまかせるという事である。唯一添加されているのは、少量のSO2のみである。
Posted by toumaya at 21:24:46 | from category: フランス(ルーション)ワイン | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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