April 29, 2008

ラングドックの白ワイン


 ゴールデンウィーク4日目。
圧搾した果汁は10℃にて18時間デブルバージュ。発酵中は醸造所内の「自然な温度」で発酵。熟成は樽にて12ヶ月(新樽比率8%)。定期的にバトナージュしてコクと旨みを与える。
 以上インポーターの情報です。



キュヴェ・ジュヌヴィエーヴ 白 2004
ドメーヌ・デュ・タバト ヴァン・ド・ペイ・デ・モン・ド・ラ・グラージュ ラングドック&ルーシヨン フランス
ブドウ品種:シャルドネ 42%、グルナッシュ・ブラン 38%、ルーサンヌ 20%
平均年間生産量:4,000本 ALC度数:13.41 %
味わい:辛口 色:白 オーガニック情報:ビオロジック
容量:750ml 税込み店頭販売価格:1,890 円 輸入元:モトックス
「今日はどんなワイン飲んでますか?」
 よろしければ、続きにもインポーターの情報が有ります。

「ドメーヌ・デュ・タバト」は、1996年まで『ドーマス・ガザック』の醸造長を務めていたブルーノ・グラシア氏が設立したワイナリー。サン・シニアンにある実家の蔵と協同組合の契約が切れたことをきっかけに、大きくなりすぎてしまったガザックでは理想とするワイン造りが出来なくなってきたことも重なり決心し、1997年に4haの畑で自らのドメーヌをスタートさせました。
サン・シニアンの石灰質土壌と、南仏の中ではやや涼しい微気候を生かして、果実味が豊かで、エレガントなワインを造っています。南仏ワインの中でも特に際立つその繊細な味わいには、物静かで優しい彼の人柄の奥にある「低価格でも品質には妥協を許さない」という揺るぎない信念が感じられます。

■ オーナー、ブルーノ・グラシア氏のこだわり

◇ テロワールを伝え、ぶどうの魅力を引出すワイン
◇ 豊かな果実味と親しみやすさ

タバトのテロワールは「サン・シニアンの微気候(※)」と「砂岩が混ざる石灰質土壌」。この土壌の特徴は、ブドウの熟度が高くなり、ワインに豊かな果実味を与えてくれること。グラシア氏はここから、手に届く価格でありながら、品質が高く、まろやかで果実味豊かな、誰にも親しまれるワイン造りを目指しています。

※ 標高約300m : 乾燥した山風、昼夜の温度差

■ 有機栽培の実践により自らの味を表現
    〜 グラシア氏の考える有機栽培 〜

「生産量」ではなく「品質」を求め、除草剤をやめて堆肥にするなど有機農法に変更しました。有機栽培をすることによって、根が地中深く入り込み雨の影響を受けにくくなるとともに、土壌本来の風味、そこに植えられたブドウ品種の風味を一段と表現するようになります。有機栽培は手間がかかりますが、土壌の特徴、個性を表現するにはとても大切だと思います。

◇ 有機栽培をすることで、ぶどうの皮が厚くなり病気になりにくくなりました。
◇ アントシアンやタンニンがしっかり熟すまで待てるようになり、果実の甘さが強くなりました。

■ 栽培・醸造のポイント

◇ 栽培
  * 堆肥は有機肥料を少し撒くだけ。
  * 低い収穫量(平均25〜30hl)
  * 完熟したぶどうを手作業で収穫。必要に応じて厳しい選果も行う。

◇ 醸造
  * 人の足でピジャージュすることで柔らかい抽出ができる。
  * 補糖や補酸をしない自然な発酵。
  * ろ過せずにビン詰め
Posted by toumaya at 23:59:00 | from category: フランス(ラングドック)ワイン | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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