May 01, 2008

ラングドックの赤ワイン


 ゴールデンウィーク6日目。(平日)
紫色に輝く濃いガーネット色。カシスと甘草の香りが基調で、とても濃縮した口当たり。シラーの力強さのなかにメルローのしなやかさが混在するワイン。南仏ワインと一言では片付けられない独特なワインで、繊細さが感じられ、造り手が50%&50%に仕上げるための努力の結晶といえる。
 以上インポーターの情報です。



タンデム・ルージュ 2006
シャトー・ラ・コンダミン・ベルトラン Vin de Pay d'Oc ラングドック フランス
品種:メルロー 50 %、シラー 50 % (樹齢50年以上)
土壌:石灰石の微粒子の土壌、真南に面した畑 収穫:手摘み
ALC度数:12.5 % オーガニック:ビオディナミ
赤 ミディアムボディ 750 ml 1,540 円(税込み店頭販売価格)オーレ ジャパン
「休めない方にも優しい味わいの赤ワインいかがでしょうか?」
お時間があれば、続きにインポーターの情報があります。

コンダミン・ベルトランはラングドックのポーランとペズナスの中間にあり、歴史はなんとフランス革命以前の1792年にはじまり、200年以上もの伝統を持つシャトーで、70haのブドウ畑を所有しています。1800年ごろにはすでにラングドックの格付けシャトーとして知られていたほど由緒ある造り手です。そのブドウ畑は、地中海山脈に守られた緩やかなそして変化に富む丘陵地帯、真南に向くなだらかなビアフランカ斜面に広がっています。70Haと広大な畑ながらメルロー、カベルネ・ソーヴィニオン、シラー、グルナッシュ、ルーサンヌなどの40〜50年の古木で、このワイナリーの恵まれた環境をうらやむ人もいるほどです。今回ご紹介のエリクシールは樹齢70年以上の古木から取れるブドウを使用しています。

ビアフランカ地層はセヴェンヌ山のふもとにあり、平均海抜90Mのところに位置し、ブドウ畑は地中海を見渡せる南向きにあります。地中海に侵食され作り出されたこの辺りは、ブドウ栽培にとってとても重要な役割を果たしています。長い間侵食によって表土が海へ流され、それによって現れた大きい丸い石がいつも土壌を暖かく保ってくれるため、ブドウの生育にとても良い状態を作りあげており、その為コンダミン・ベルトランの畑には、健康で樹齢の古い木がたくさん残っています。

これらのブドウ畑はすべて化学肥料や農薬を一切使用せず(Biodynamique)で栽培され、自然のままで健康な状態を保つように気を配っています。彼らはそれぞれのブドウが持つ特徴と素晴しいテロワールの力を十分引き出せるようテクニックを持っています。

タンデムとは、二人乗り自転車のことです。このタンデムは樹齢40〜50年の古木を使いあえて細工せずにセパージュを50%・50%に組み合わせ、最上のバランスと気品を造り上げています。エチケットもタンデム(二人乗り自転車)のサドルと車輪をモチーフにしています。今回ご紹介のタンデム・ルージュ、タンデム・ブランは南仏モンペリエの2ツ星レストラン、『ル・ジャルダン・デ・サンス』にオンリストされるています。
Posted by toumaya at 20:59:00 | from category: フランス(ラングドック)ワイン | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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