June 30, 2008

コートデュローヌの赤


 今年も半分終わりました。
とても凝縮したワインに仕上がっています。
ブドウは完熟しておりアルコール度数が高くなっています。
造り手はパーカー氏も絶賛のドメーヌ・グラムノン。
このドメーヌのワインは一切農薬を使わず、
酸化防止剤もほとんど使用されていません。
 以上インポーターの情報です。



コート デュ ローヌ ヴィラージュ レ オー ドゥ グラムノン 2005
ドメーヌ グラムノン A.O.C. コート デュ ローヌ ヴィラージュ 
コート デュ ローヌ フランス
葡萄品種:グルナッシュ、シラー
ALC度数:14.5 % 色:赤 味わい:ミディアムボディ
容量:750 ml 3,080 円(税込み店頭販売価格)ミレジム
 店長・凝縮感を感じさせる、香りと味わい。
「しばらく休ませていただきます。m(__)m」
 お時間があれば、続きにもインポーターの情報があります。

<テクニカル情報>
栽培:化学肥料、農薬、機械は一切使わない。
剪定:2つだけ芽を残す。あとは夏に必要があれば、グリーン・ ハーベストをおこなう。
収穫、選別:15人ですべて手作業。すべて完熟した健康なブドウを選ぶ。
発酵および醸造:区画によって、丸ごと発酵させたり、除こうしたり、ブドウの状態を見て行う。発酵は、木樽、セメント樽、ステンレス発酵層、を選んで発酵。酵母はブドウの実に自然に付いたもので発酵させる(100%自然酵母)。
熟成:大樽(長い熟成)や小樽(短い熟成)に移して熟成させる。この段階で少量のSO2を加える。これ以降瓶詰め時等にSO2を加えることはない。温度を低く抑えることにより、バクテリアの繁殖を抑える。またフィルターもかけないし、清澄もおこなわない。
畑の面積: グルナッシュ23ha、シラー2ha、サンソー0.5ha、クレーレット2ha、ヴィオニエ2ha
平均生産量:75000本

ドメーヌ・グラムノンは、南ローヌの傑出した生産者です。所有者のフィリップ・ローランは、かつては野菜をつくっていましたが、妹の友人と結婚したのを機にワインづくりを始めました。当初は無名だったので、ギガルなどのネゴシアンにワインを売っていましたが、1990年から自家瓶詰めを開始しました。ここでは、有機栽培を基本に、できるだけ加工処理をしない、土壌に誠実な、典型的なローヌ・ワインを生産している。樹齢100年余りに達する古木の区画もありますが、ギガルと違って、そこからできるワインも一般的なワインも、すべて共通して優れた品質を保っています。1999年11月フィリップは趣味の狩猟に出かけ、誤って転んで、自らの銃に撃たれて亡くなりました。1998年が彼自身の最後のヴィンテージとなりました。
そしてドメーヌ・グラムノンは、彼とともにワインづくりにいそしんできた妻・ミシェルと息子に立派に受け継がれてます。フィリップ亡き後、スタイルを模索しているように感じらましたが現在はフィリップの造っていた極上ワインに匹敵する素晴しいワインを造りだしています。
Posted by toumaya at 23:00:00 | from category: フランス(ローヌ)ワイン | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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