May 02, 2008

ブルゴーニュの白ワイン


 ゴールデンウィーク7日目。(平日)
大量生産のシャブリとはまったく違う、いわばハンドメイドのシャブリ。フレッシュでハーブ系の香りがありヨード系の香りも備わっている。きちっとした酸味に強いミネラル感があり、時間がたつにつれてほのかな甘みが出てくる。一言で表現すると昔ながらのシャブリ、といえるでしょう。昔ながらの本当においしいシャブリです。
 以上インポーターの情報です。



シャブリ 2001
ドメーヌ・カトリーヌ・モロー A.O.C.シャブリ ブルゴーニュ フランス
品種:シャルドネ 100 % 熟成:ステンレスタンク
ALC度数:12 % オーガニック:ビオディナミ
白 辛口 750 ml 2,780 円(税込み店頭販売価格)オーレ ジャパン
 店長・香り(ビオ臭)と酒石が見られますが、うまい!
「4連休のスタートにこの一本!」
お時間があれば、続きにもインポーターの情報があります。

■ビオ・ディナミ
シャブリの中では有機栽培は一般的に難しいとされる中で、シャブリの中でも大変珍しい、ビオ・ディナミを100%実践している造り手、カトリーヌ・モロー。正式に認定を取ってビオディナミを実践しているのはシャブリ地区では僅か二人といわれ、僅か2ヘクタールしか所有しないこの造り手は、2人の子供を持つ女性醸造家で、15年以上前から有機栽培にこだわり、『シャブリ』1アイテムのみを生産しています。

ラヴノーなどごく僅かしか行っていないシャブリのビオ・ディナミ。シャブリでは畑同士が隣接している場合が多く、また害虫が多いことからビオ・ディナミをすることは難しいとされています。カトリーヌ・モローは、独立した畑を所有しており、僅か2ヘクタールの畑で愛情をかけワイン造りを行っています。瓶詰めもフィルター処理せずそのままワインを造っています。ワインの中に酒石などが見られますが、彼女はワインの本来の姿と笑って話します。

■ラストヴィンテージ
残念ながらBIOという大変手間のかかる作業を実践しているカトリーヌ・モローは、2児の母でもあり、時間と労力の要るBIOを続けるのが困難となり諸事情により2001年をもってワイン生産を終了してしまいました。二度と手に入れることができない、幻のワインとなります。

■ラベル
ラベルに描かれている花は、コキリコの花です。この花はドメーヌを購入したときに畑一面に咲いており、その風景が強烈に印象的だったためラベルにしたとのことです。此花のように真っ赤な情熱を彼女のワインに感じることができます。
Posted by toumaya at 21:00:00 | from category: フランス(ブルゴーニュ)ワイン | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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